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覚えれば勝率が上がる! アシレンループの応用編

 アシレンループ専用特化の記事を書くのはこれで2回目だったと思います。
 前回の記事はこれですね↓

 アシレン無限ループの、始発点と終着点

 前回の記事から1年と4ヶ月近くが経過し、アシレンループの手順、そして有用性は大きく変化を見せました。
 今回の記事は、現在の環境においてこのテクニックがどのように作用するのか、という話をしてみます。

 ループを説明するにあたり、実際にアシレンループの手順を文字で表記することが何回かあります。
 一々画像を撮影して説明するのが億劫な手抜き執筆マンなので、手順を画像で説明することはしません。ウムルのデッキ自体を持っている方は、手元に出して手順を確認していただければ幸いです。



おさらい
前のループと比べての明確なメリット
アシレンループの応用について
応用が対トップメタ戦に及ぼす影響について/APEX・植物編
更なる応用と、対赤に及ぼす影響について
ループは狙ってできるもの?
追記の注釈



■おさらい■

 確か遊々亭ブログの方でしかループの手順を説明していなかったはずなので、おさらいとして手順を再確認しておきましょう。

 準備:手札にアシレン1枚・山札がニャルクト1枚のみ・トラッシュにヴォイニ2枚、アシレン1枚、適当なLv2及びLv4の古代兵器2枚
 プレイ条件:使ったアシレン及びヴォイニニャルクトはすぐトラッシュに送る

 前の記事で色々説明したのですが、例えば山札がアシレン+ニャルクトの2枚で手札にニャルクトを持っているだとか、山札が古代兵器×3+アシレン→ニャルクトだったりとかでもループは始動します。
 あくまで「山札がニャルクト1枚になってアシレンが出せる状況」を作れれば、それだけでループには入れるということです。

①アシレンで山札にアシレン→ヴォイニ→モブ2枚と戻し1ドロー
②ニャルクトでデッキトップのアシレンを出す
③アシレンで山札にモブ→アシレン→ヴォイニ→モブと戻し1ドロー
④ヴォイニ起動でモブ3枚を落とし1ドロー
⑤アシレンでヴォイニ→モブ→アシレン→ニャルクトと戻し1ドロー
⑥ヴォイニ起動でモブ2枚とヴォイニを落とし1ドロー
⑦手札にアシレン・山札にニャルクトの状態になる。①に戻る


『アシレン=山札が3枚増えつつ1アド』『ヴォイニ=山札が4枚減りつつ1アド』であるため、4アシレン+3ヴォイニで山札の総量を±0にして回していたのが過去のアシレンループです。
 新しいループは、ここに『ニャルクト=山札が1枚減りつつ1アド』を加え、3アシレン+2ヴォイニ+1ニャルクトで総量を±0にしています。




■前のループと比べての明確なメリット■

 具体的に目に見えている明確なメリットとして、『前のループは手札にアシレン2枚を集めないと成立しなかったが、このループはアシレン1枚からループを成立させることができる』というものがあります。
 ループパーツの総量が減ることで、ループに前より格段に入りやすくなった。Lv3の虚心ウムルトレとウルトゥムのおかげで手札にパーツを呼び寄せやすいことも相まって、過去よりループへの突入度合いは大幅に増えています。
 前の記事で「WPSで使用するにあたってアシレンループを実戦で使うことは実は一度もなかった」と書きましたが、今回のループは使用頻度が非常に高いです。

 そして僕は『今ウルトゥムで大型大会を勝ちたいなら、アシレンループは絶対覚えなければいけない』と断言することができます。
 なぜかというと、アシレンループを使用することで勝率が劇的に変化する相手が、いくつか存在しているためです。

 かと言って、その相手があまり環境で見ないような相手だと、覚える気も起きないでしょう。
 なので、やる気が出るように、『勝率が劇的に変化する相手』が誰なのかを今のうちに言ってしまいたいと思います。

 ピルルクAPEXと、植物緑子と、遊月と、雪月花代です。

 環境トップメタの3種デッキに加え、イノセントディフェンスの影響で最近流行し出した雪月。これらへの勝率が大きく変わると聞けば、皆さんやる気もちょっとか出てくるのではないでしょうか?
 それでは、この理由について説明していきましょう。




■アシレンループの応用について■

 理由を説明するにあたって、覚えてもらいたいことが1つあります。それが『アシレンループの応用』です。

 ウムルの使用者が少なく、大型大会でループまで込みで使用するプレイヤーとなると片手の指で数えられるぐらいしかいない現状のせいか、アシレンループはただの『ヨグソトスでマイナスを無限に振り続けられるだけのループ』と捉えられがちです。
 多分、アシレンループを覚える必要がないと考えている人は、「どうせウルトゥムが毎ターン1面開けるし、普通の相手に3点を与え続けるだけならわざわざループに頼らなくても全然問題ないや!」と考えているのでしょう。
 しかし、アシレンループはヨグソトスでマイナスをかけるだけのループではありません!
 端的に説明しましょう。

 アシレンループの応用を使えば、トラッシュの好きな黒シグニを手札に加えられるようになり、またパルベックorパルテノ+鯖Yを採用しているのであれば毎ターンのサーバント確保さえ可能になります。

 原理は簡単です。ループを行うにあたって、手札に余剰パーツを持っている場合、その余剰パーツ1枚につきトラッシュの古代兵器1枚を手札に持ってこられる、という話。
 具体例を出して説明してみますね。

例1)手札にアシレン1枚とヴォイニ2枚があり、山札がニャルクト1枚。トラッシュにメイジとヨグソトス2枚が落ちており、次のターンはメイジを使って防御を行う予定なので、追加でマイナスを振り分けられるヨグソトス2枚を場に出してターンを終えることが望ましい、とする。

①アシレンでアシレン→ヨグソトス→モブ→モブと戻し1ドロー
②ニャルクトでデッキトップのアシレンを出す
③アシレンでモブ→アシレン→ヨグソトス→モブと戻し1ドロー
④今のでヨグソトスが手札に来る
⑤元々持っていたヴォイニを使用し、モブ3枚を落として1ドロー
⑥アシレンでモブ→モブ→アシレン→ニャルクトと戻し1ドロー
⑦今のでヨグソトスが手札に来る
⑧元々持っていたヴォイニを使用し、モブ3枚を落として1ドロー
⑨ループ条件を達成したまま、手札のヴォイニ2枚がヨグソトス2枚に変わっている


 おそらく言われてみればこんなに単純な話もないと思うのですが、アシレンループは「わざわざ上からそのパーツを引かなくても、手札からパーツを出せさえすれば続けることが可能」なループです。

 つまり。本来ならアシレンを引かなければいけないタイミングで別のカードを引こうと。
 ヴォイニを引かなければいけないタイミングで別のカードを引こうと。
 ニャルクトを引かなければいけないタイミングで別のカードを引こうと。
 元から手札にアシレンが、ヴォイニが、ニャルクトが余分に余っているならば、全く問題ないわけです。
 応用と言うにはあまりにもお粗末な話ですが、案外、このことに気付いているプレイヤーはそれほど多くありません。

 原因としては、昔のアシレンループの観念が頭にこびりついている人が多いからではないかと思います。
 昔のループは、ループパーツは多いわ、トラッシュからパーツを持ってくるにしてもフィーラで1枚しか持ってこられないわで、応用に入る機会自体が滅茶苦茶なレアケースでした。

 しかし、現在は違います。エクシードによる2枚回収、ニャルクトという新規のループ用パーツ、果てにはマイアズマのような回収補佐まで存在しています。
 上記のような応用は行おうと思えばいくらでも行うことができ、その結果アシレンループの重要度の高さを大きく引き上げているのです。

 パルベックを引き、鯖Yを蘇生することにより毎ターンのようにサーバントを供給するなり。
 ウルトゥムのエクシードを併用することで最後のドローを黒ヴァルキリーにし、フェイタル+ウルトゥムエクシードでヘルボを除去できるようにするなり。
 昔、ウルトゥムで鯖Yのトラッシュ送り能力を起動する方法をツイートしたことがあります。これも、エクシードとトップ操作でループパーツを大量に手札にかき集め、パルベックを何度も引っ張ってくることにより実現する手段です。

 余剰パーツを好きな手札に変換し、作りたい理想盤面をディスアドバンテージほぼ0で際限なく作り続けられる。
 ウムルを使っていて、なおかつループは覚えなくていいと思っている方は、この事実をしっかり認識してみてください。




■応用が対トップメタ戦に及ぼす影響について/APEX・植物編■

 今の環境トップのうち防御寄りの双璧であるAPEXと植物は、『大量ハンデスを伴う防御で相手の行動を縛る』というプレイングを、どちらも行ってきます。
 これらの相手に対し重要になってくるのが、先ほど説明したアシレンループの応用です。

 上記の通り、アシレンループを応用することで理想盤面は何度も作ることができます。
 そして、アシレンループは、ある程度山札を操作し、次に引くカードを固定することも可能としています。
 これがどういうことを示すかと言うと?

 トップからループパーツを2枚引く積み込みを繰り返すことで、盤面0+手札0の状況からでも3面要求を繰り返すことができる!

例2)
①山札がニャルクト1枚の時、ウルトゥム起動でアシレン→黒ヴァルキリーと戻す
②アシレンを出し、アシレン→ヴォイニ→モブ→モブと戻し1ドロー
③ニャルクトでデッキトップのアシレンを出す
④アシレンでモブ→アシレン→ヴォイニ→ニャルクトと戻し1ドロー


 こうすると、山札がアズマケアを行った8枚+デッキトップがアシレン・ヴォイニ、手札にヘルボロスへのカウンター用の黒ヴァルキリーを構えた状態でアタックに入れます。
 そして、特に相手からの妨害がなかった場合、次ターンのドローはアシレン+ヴォイニ。ヴォイニ起動でアシレンドロー→アシレンでモブモブアシレンヴォイニと戻しヴォイニドロー→ヴォイニとすることで、手札にループパーツ余剰が1枚ある状態でアシレンループへ突入しますね。
 この余剰パーツをヨグソトスに変換してループを続行すると……

 ハンドレスからだろうが関係なく、手札2枚から場3枚を作りつつ相手の面を全て開けることが可能になるわけです!

 フルハンデスにより相手からの攻撃が緩むことを前提に防御プランを組み立てているAPEX・植物相手に、これは強烈に刺さります。
 植物相手は、相手の修復の切れ目が訪れるまで延々と面要求を行うことで息切れを狙いに行けるようになり。
 APEX相手は、デッドゲート及びフェイタル+黒ヴァルorウェーブで最低2回はヘルボを処理し、その上で3面要求を叩き付けることができます。
 どちらも、アシレンループを活用するかしないかで戦況が大きく変わる好例です。

 マイアズマによる相手からのリフレッシュ要求に対しても、山札を8枚にすることで最低限のケアは行っています。(※注1)
 無理に7枚落としを狙ってくる相手にはこちらも蘇生アーツ(こちらの面が開いていないなら+でウェーブ)を使ってアシレンを蘇生すれば、ニャルクトをドロー+アシレンヴォイニを積み込んで次にドローとすることでループパーツ3枚から応用をスタートできます。
 APEXが時たま採用しているメツミ+マイアズマによるリフレッシュは辛いですが、イカやヘルボの回収、あるいは面防御を行いたいはずのAPEXに対して7枚落としというプランを取らせ、なおかつメツミを出すために山札を大きくすり減らしてくれたなら、それはそれで試合の流れを変えるには効果的であると言えるでしょう。

 もちろん、他にハンデスを行ってきそうな相手に対しても同様のことが言えます。
 過去にウォスラループなんかを相手取った際にも、ネクパニとクラチャンウェーブでベイゴマを確実に2回は処理し、返しにハンドレスから3面を溶かすためにアシレンループは活用できました。

 このように、動きにくい相手に対して柔軟に動くために、アシレンループは強力な一手になるわけです。




■更なる応用と、対赤に及ぼす影響について■

 というわけで、上ではハンデスを行う相手に対してのアシレンループの有用性を説明しました。
 しかし、ハンデスを行わない相手に対しては、ウルトゥムは特にループを意識しなくとも簡単に3面要求ができます。

 それでは、遊月及び雪月に対してアシレンループの重要度がそれなりに高いというのは、どういう話でしょうか。この項目では、それについて説明させていただきます。

 これを説明するにあたって、アシレンループの更なる応用についても話をさせていただきます。

例3)
①手札がアシレン2枚、山札がニャルクト1枚になるようにする
②アシレンでアシレン→パルベ→モブ→モブと戻し1ドロー
③アシレンでモブ→モブ→モブ→アシレンと戻し1ドロー
④アシレンでアシレン→ヴォイニ→モブ→モブと戻し1ドロー
⑤パルベックでメツミ蘇生。モブ5枚を落とす
⑥ニャルクトでデッキトップのアシレンを出す
⑦アシレンでモブ→アシレン→パルベ→モブと戻し1ドロー
⑧アシレンでモブ4枚を戻し1ドロー
⑨ヴォイニでモブ3枚を落とし1ドロー
⑩アシレンでアシレン→ヴォイニ→モブ→モブと戻し1ドロー
⑪パルベでメツミ蘇生。モブ5枚を落とす


 そう、メツミ蘇生です。
 アシレンは山札を+3枚。つまり、アシレンを複数回使える状態にし、可能な限りアシレンとニャルクトでループを継続することによって、1ターンにメツミを2回、3回と(自分はリフレッシュを行わない状態で)出すことができます。

 上記は通常のアシレンループの入り口から変則的に移行した場合です。
 基本的に、アシレンが+3、ニャルクトが-1、メツミが-5となるため、

例4)
①手札がアシレン+ニャルクトn枚、山札が(パルベorパルテノ)→アシレンとなるように積む
②アシレンでアシレン→モブ→モブ→モブと戻し1ドロー
③ニャルクトでアシレンを出す
④アシレンでモブ→モブ→(パルベorパルテノ)→アシレンと戻し1ドロー
⑤メツミ蘇生。5枚落とし


 このような手順を行うと、5(n+1)枚まで相手の山札を落とすこともできます。
 最後に自分の山札も投げ打ってマイアズマあたりで12枚リフを行えば、1tで30枚前後の山札を落とすことも不可能ではありません。

 さて、自分はリフを行わず相手だけ山札を削れる。これがどういうメリットを産むかはお分かりでしょう。
 雪月の対処として重要なのは、(今のところウルバンイノセントアレクサンドによるロングショットからのキルが一番多いですが)マラカイトをどう処理するか。
 遊月の対処として重要なのは、相手が火鳥ならできる限り高速でライフを削って銃殺より早く相手を倒すことで、相手が燐廻であればデッキ回転でサーバント3種を揃えること、加えて紅蓮の段階で相手に負荷を与え、あるいはその時点で勝ちまで持っていってしまうこと。

 マラカイト及びボルシャックの弱体化、リフダメによる相手への早期のアーツ要求。これらをこなせるリフレッシュプランは、大きな重要性を持ちます。

 山札の積み込みを行わない場合、メツミを複数枚入れることでしか相手へのリフレッシュを促すことはできません。しかも、この場合自分も強い盤面を作る前にリフレッシュしてしまうことは火を見るより明らかで、有用性には疑問が残ります。

 アシレンループの応用を覚えてしまえば、攻めのアーキタイプとして優秀な相手にさえ、勝率に違いが出てきてしまうわけです。

 蛇足ながら説明してしまうと。
 リフダメはあらゆるデッキで発生します。つまり、たとえ相手が花代や遊月でなかったとしても、リフレッシュプランを持っているということは大きなアドバンテージです。
 山札を大量に落としてリフレッシュできるルリグなんて、他にウリスかアルフォウぐらいしかいませんしね。
 APEX相手に山札を調整し、「マイアズマ7枚落としをしたらそちらもリフレッシュしてしまうよ」という状況を作れるタイミングも、時折ですが存在します。




■ループは狙ってできるもの?■

 ループを行えば多種多様なトップメタに対し優位に立てることは、なんとなく理解してくださったかと思います。
 けれど、恐らく多数の人が考えるであろう疑問が、この項目の題の通りのものでしょう。「山札1枚・手札にアシレンという状況を、本当に狙って作り出せるのか? 自分の望んだタイミングで?」

 結論から言ってしまうと余裕です。

 なぜかアシレンループは狙うのが難しいものと思っている人が多いのですが、全然そんなことはありません。ちょっとしたコツを掴んでしまえば、ループに入るのは容易です。

 まず、過去の記事でも書いた通り、「とりあえず最終状態にさえなってしまえば、山札が積み込まれた状態からでもループはスタートする」という点。
 僕は、山札のメインの積み込み方を「3142 4312 1234」と覚えています。アシレンで積み込むLv順で、3がアシレン、1がヴォイニ、4がニャルクトです。
「アシレンの次にヴォイニが、ヴォイニの下3枚にモブが、その下にアシレンが来る」ということさえ理解してしまえば、山札残り10枚とかの状態からでもアシレンやヴォイニ・ニャルクトの連鎖を起こすことでループへと突入することができてしまうんです。

 ウルトゥムを使う場合時たま黒天使が混ざりますが、これも「事前のターンにアシレンループを続けることで引き込んでしまう」だとか「一旦デッキボトムに沈めておき、次ターンは軽いループからニャルクトを立てて落とす」だとかで調整すればどうにでもなります。

 色々書きましたが、アシレンループはパターン化です。
 ループに突入するのもパターンですし、ループを綺麗に回すのもパターン。ループを終わらせる時のリフケアや天使位置ケアもパターン。全部、事前に自宅で記憶してしまえばいいのです。

 何度も言いますが、古代兵器主体のウムルを使うのであれば、アシレンループを覚えないメリットは何一つありません。
 昔はうまぶりテクニックだったループも、今の環境では必須クラスに近い仕事をします。いつもAPEXに蹂躙される! 遊月への勝ち筋が分からない! そんなことが一度でもあったならば、面倒くさがらずに覚えちゃいましょう!

(山を積み込んだ次のターンには積み込みを忘れるという受験生の知り合いがいますが、彼はきっとアシレンループの代わりに英単語をいっぱい覚えてただけだと思うので、多めに見てあげてください)

 それではまたの機会に。



■追記の注釈■

※1
 とはいえ、植物とAPEX相手には明確にはちょっとだけ積み方に違いがあります。
 例に出した「アシレン→ヴォイニ→モブ→モブ→モブ→アシレン→ヴォイニ→ニャルクト」はAPEXへの積み方で、植物相手の積み方は「アシレン→ヴォイニ→モブ→ニャルクトまたはパルベ→ニャルクト→アシレン→ヴォイニ→モブ」です。

 理由を説明して行きましょう。
 まず、例通りのアシレンループを行った場合、最終盤面は『ヨグソトス+アシレン+ニャルクト』になることがほとんどです。
 そして、こうなった際、APEXと植物では基本的に以下の違いがあります。
①防御カードを使用してくるか
②アズマの投入率は高いか

 まず、①についてです。
 APEXは性質上ライフが早めに消えるデッキで、そのためこちらのシグニアタックはほとんどの場合全面止めてきます。
 一方、植物は修復のループでライフを維持しつつ殴りを許可してくるタイプのデッキですので、相手が満足に動いている場合はこちらのシグニアタックを止めないことも多いです。

 植物相手には、もちろんニャルクトの攻撃を行わざるを得ません。そして、ニャルクトの攻撃を行ったということは、山札の上3枚をトラッシュに送るということです。
 つまり、対植物を前提として積み込むなら、山札の上3枚がなくなっても次の2ドローがループパーツであることが望ましいわけです。

 一方、②について。
 APEXというデッキはマイアズマがほぼ確実に投入、メツミもそこそこ投入されている一方、植物はどちらの採用率も低く、特にメツミは皆無に近いです。
 つまり、デッキボトム3枚、あるいは1枚からループを始める流れは、植物相手に考える機会は非常に少ないと考えられます。

 以上の2点を加味し、再び上の積み込みを見てみましょう。
 APEX相手の積み込みは、ニャルクトで上3枚をトラッシュに送ることは考慮に入れない一方、5枚落とししてもデッキ3枚が全てループパーツになっており、また植物と比べてこちらの面が開きやすいため7枚落としされてもアシレン蘇生から返しでデッキをガン回ししやすいようになっています。
 一方、植物相手の積み込みは、マイアズマ・メツミに対してのケアがかなり薄い一方、ニャルクトが普通にパンチして山札を3枚落としたとしても、次のトップがニャルクト1枚とパルベックorニャルクトになっているため、ニャルクトを出す→アシレンが出る→ヴォイニをドローする→ヴォイニでモブを捻ってループ、と再度ループに入れるようになっています。

 ゴールを決める要素としては、

①相手からのハンデス・あるいはこちらが次にエクシードを使う予定でいるなど、手札が増減する余地があるか?(事前にループパーツを引き込むことにより返しで鯖の確保も毎ターン行えるか、メツミリフへの道筋を作るためにニャルクトをデッキに戻さない方が得な可能性はないか、アラハバキをループの代用品として使っていいか、など)

②今回のように、自分や相手のカードにより山札は何枚崩れうるか?(ニャルクト攻撃・メツミ・アズマ以外にも、アシレンや黒ヴァル及びハスターやニャルクトの蘇生、クラチャンの使用の可能性、相手が黒っぽいデッキならメツムやチャムタクやサユラギといった山崩し手段がどれだけあるか)

③エナは削られうるか?(パルベック・パルテノなんかをループの代用品として使っていいか否か、綾瀬をダメージソースに踏まえて考えていいか、など)

 といったことを考えて決めていく必要があります。

 いや違うんだ。決して面倒臭いから書かなかったわけじゃなくて、ごにょごにょ……

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プロフィール

テラタカ

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後は長期人狼もやってます

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