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第四回らいだぁ杯・準々決勝カバレージ

 たけちよ選手vsぴむ選手



「この卓でカバレージを書きます」と話すと、卓に着いている両者が苦そうな顔をした。
 どうにも、カバレージという文化に慣れていないプレイヤーの多いWIXOSSでは、横に執筆者がいて試合を全部記録しているという状況に慣れていないらしい。プレイミスが記録されてしまうかも、という不安もあるのだろう。

 執筆の準備をしていると、にわかに背後の卓が盛り上がった。
 動画卓に座った身内プレイヤー同士が、互いにアーツを全て公開して試合を進めることを選択したらしい。
 その熱気は公開されるであろう動画の方で確認してもらうとしよう。

 この準決勝、カバレージ卓に座ったのは「たけちよ」選手と「ぴむ」選手。

 たけちよ選手は、このたび三連休で開催された神奈川の3連続wixoss party special開催のうち土曜日に開催された蒲田でのWPS、通称『シラクラ杯』あるいは『蒲田CS』の運営スタッフの1人だ。
 土曜日にスタッフとして大会を回した後、疲れからか不幸にも黒塗りの睡眠欲に衝突されてしまい、日曜日の矢向でのWPSを欠席してしまう。しかしそんな彼は、この月曜日のWPSで、自身のフェイバリットデッキであるあやを使用し、しっかりと本戦に駒を進めてきていた。

 一方のぴむ選手は、この三連休のコラボ開催に参加するため、はるばる名古屋から遠征してきたプレイヤーである。
 前回のらいだぁ杯にも、今回のらいだぁ杯にも、名古屋からの遠征勢は2名以上いる。
 強豪ひしめく名古屋を生きるプレイヤーの1人である彼が今回選択したのはアロスピルルク。登場以来常に環境で一定の位置にいる強力なルリグだ。

 じゃんけんではたけちよ選手が先手を取り、互いに手札は4枚のマリガン。序盤を薄くしがちな青ルリグ同士の試合では見慣れた光景。
 試合準備完了……と思いきや、緊張していたたけちよ選手のライフが6枚しかない。試合前に気付いてよかったと慌てて1枚を追加し、ようやく青ルリグ同士の試合が開幕した。


 試合の立ち上がりは、ぴむ選手にとってかなり不利なものだった。
 4枚のマリガンでしっかりトレインボム含むLv1を2枚引けていたたけちよ選手に対し、Lv1が手札のサーバント1枚しかなかったぴむ選手。仕方なくそれを場に立ててアタックを仕掛けた結果、なんと突然のフーディナLBに場を開けられてしまったのだ。
 トレインボムの効果で悠々とトラップを設置できたたけちよ選手は、それに加えてコンルス→物語→コンルス→スラッシュアウトと一気にアドバンテージを回転させて行く。
 たけちよ選手が笑顔でドローするたびに、ぴむ選手の顔は曇って行く。先手2t目の3面要求を、ぴむ選手は通さざるを得ない。

 手札にサーバントがなく4点をそのまま喰らったぴむ選手は、ライフからめくれたカードを見て無言で天を仰いだ。
 めくれたカード4枚のうち、なんと青エナになるのは1枚。残る3枚は、選択する物語、選択する物語、コスモウス。こんな早期に点数を喰らったというのに、グロウコストさえ怪しい。

 それでも、これは大型大会の決勝トーナメントだ。
 試合を投げるわけにはいかない。意識を取り戻したぴむ選手は自分のターンに移るとユノハナ2面を立て、再び面の空いた状態でアタックへと移る。
 コスモウスのLBで1面が埋まっていない状態ではあるが、たけちよ選手のライフは5、アーツを吐く必要もない。悠々とその攻撃を通すと、めくったLBからはなんとルパンヌ。デッキから更なるコンルスが供給されたたけちよ選手は、もう怖いものなしの顔になった。

 コンルスの連打で手札が大量になったたけちよ選手は、3t目のいつでもあーやの出現時能力も難しく考えることなく使用できた。
 潤滑にデッキを回転させている彼は再び問題なく3面を立てると、そのままアタックフェイズ。まだLv2のぴむ選手はここでチャクラムを吐くわけにもいかず、ルリグパンチ含めライフを1まで落とす。

 ライフ3対1。既に致死圏内にいたぴむ選手は、ここで焦って1つ大きなミスを犯してしまった。

 無色無色赤というエナを持ってしまった彼は、Lv3のピルルクXの効果でコインを獲得するかしないかを考えた末、『しない』ことを選択してしまったのだ。
 それが結果的にプレイミスだと分かるのは、彼がトノサマを捻って1ドローし、回転へと繋がるカードが見えなくなってからだった。
 青エナ4枚・赤エナ1枚・無色エナ2枚。これが、彼の手元にあったエナの総数。これに対し、先にLv4にグロウしたたけちよ選手は、無慈悲にダイホウイカとギジドウを立てて致死要求を行った。

 そして、ぴむ選手のアーツには、なんとイカを止められるものがイノセントディフェンスしかなかったのだ。
 バオバブーンで1エナをチャージし、その後チャクラム。しかし2枚目のバブーンは見えない。一挙動を起こすたびに「死んでる」とぼやくぴむ選手は、とうとう青1エナのみを残してイノセントディフェンスを撃つ。
 もちろん、たけちよ選手の選択はノーパンチからのターン終了だ。

 せめてエナチャがもう一回多く入っているか、コインを獲得して流転を撃てていたら――そう考えても、既に後の祭りだ。
 Lv4へグロウできなかったぴむ選手は、仕方なしにトノサマとクルマバで山札を回し、最後にリンゼだけ立ててアタックを行う。

 ルリグパンチで削れたたけちよ選手のライフ。めくれたカードは……ギジドウ!

 返すターン、周回遅れをしてしまったぴむ選手を眼前に、もちろんたけちよ選手はLv5にグロウ。
 そのままリミット12を生かしてダイホウイカ2枚とギジドウ1枚でアタックに入ると、ぴむ選手は大人しくデッキを片付けることとなった。


○たけちよ選手
●ぴむ選手


「落ちたエナ色的に多分負けてたけど、途中のミスがなければまだLv4に乗れてそれなりな勝負にはなったはず……」
 感想戦で悔しがるぴむ選手。

 土壇場で引き寄せた運を掴んで離さず、しっかりとデッキを回転させてとどめを刺したたけちよ選手が、少しだけ申し訳なさそうにしながらも準決勝へと駒を進めた。
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