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WIXOSS/アドバンテージについて考えてみよう! その1

WIXOSSで初めてカードを触る人向けの記事。
基本的なことしか書いていません。あと、ルールは分かっている前提で書きます。

需要があるかどうかは不明。つづきからどうぞ。


■そもそもアドバンテージとは?■

 話に入る前に、アドバンテージという言葉について理解しておきましょう。

 本来スポーツなんかで使われるアドバンテージという単語。ことカードゲームにおいては「有利」「得」なんて意味で説明できます。
 どれだけ自分が有利になっているかを表すものが「アドバンテージ」です。略して「アド」と言われたりします。

 ちょっとこれだけじゃよく分からないでしょう。
 というわけで、今からこの「曖昧な定義」に肉付けをしていきましょう!


■数値化できるアドバンテージ■

 アドバンテージには2つ種類があり、そのうち片方が「数値化できるアドバンテージ」です。
 簡単に言えば「枚数的にどれだけ得をしたか」という考え方。
「カードがどこからどこに何枚動いて、その結果としてどこが何枚の得を産んだか」というものです。

 具体例を見てみましょう。

ex1)ターンの始めにカードを2枚ドローした。


 この例では単純に手札が2枚増えています。このことから「手札のアドバンテージが+2」と考えられます。

ex2)手札の《コードアート S・C》を、空いているシグニゾーンに出した。


 この例の中では「カードが手札から1枚シグニゾーンに動いた」という結果になっているのが分かるでしょうか。
 シグニゾーンにあるカード枚数は1増えて、手札の枚数は1減ったわけです。
 この場合「シグニゾーンのアドバンテージが+1、手札のアドバンテージが-1」という計算をします。

ex3)2コスト払い、手札の《包括する知識》を唱え、カードを2枚引いた。


 3つ目の例はちょっと複雑になります。
 まず「2コスト払った」ためエナのアドバンテージが-2、《包括する知識》を手札から使ったため手札のアドバンテージが-1、カードを2枚ドローしたため手札のアドバンテージが+2。このような計算になります。

 さて、ex1やex3の所で、ちょっと疑問を持った方がいるかもしれません。
「山札が2枚減ったから山札のアドバンテージ-2じゃないか」「トラッシュが3枚増えたからトラッシュのアドバンテージ+3じゃないか」……厳密に言えばその通りです。

 しかし、山札やトラッシュは手札・シグニゾーン・エナ・ライフ等と同等のアドバンテージ計算を行うことができません。
 なぜなら、山札は「使うことができないカードのゾーン」であり、トラッシュは「使い終わったカードのゾーン」だからです。
 基本的にまだ使えないゾーン、あるいはもう使えないゾーンのカードが増えた減った。これが枚数的なアドバンテージの損得に繋がるかといえば、繋がらないと考えるのが妥当でしょう。

 そのため、山札及びトラッシュのカード移動については、基本的にアドバンテージ計算をしません。あるいは、手札やエナなどとは別の計算をします。
(WIXOSSでは山札が0になるとライフが1つ減るので、1枚ドローするたびに『初期山札分の1』のライフ・アドバンテージが減るとも考えられます)

 生み出されたアドバンテージは基本的に纏めて計算することができます。
 上の例で言えば、ex1)は合計2アドバンテージ、ex2は-1+1で合計0アドバンテージ、ex3は-1-2+2で合計-1アドバンテージ、といった具合です。

 手札のアドバンテージのことは「ハンド・アドバンテージ」、シグニゾーンのアドバンテージは「ボード・アドバンテージ」、エナのアドバンテージは「エナ・アドバンテージ」あるいは「マナ・アドバンテージ」などと呼ぶのが一般的です。
 また、マイナスのアドバンテージのことは「ディス・アドバンテージ」などと呼ばれます。

 以降は、表記を簡略化するため、これら「ハンド・アドバンテージ」「ボード・アドバンテージ」「エナ・アドバンテージ」「ディス・アドバンテージ」という言葉を使っていくことにします。
 また、総合した時のアドバンテージのことは「枚数アドバンテージ」と表記します。


■アドバンテージ理論■

 この「枚数アドバンテージ」を基にした理論がアドバンテージ理論です。
 難しく考えることはありません。「相手より得してるんだからそりゃ勝ちに近付いて当然だろ!」というのがこの理論の基本です。
 デッキを構築する際には重要な要素なので、これからWIXOSSを始めようとする方は覚えておきましょう。


■ほとんどのカードは枚数アドバンテージを生み出せない!■

 さて、アドバンテージの計算についてなんとなくは理解できたと思います。
 ここで一度WIXOSSの枚数アドバンテージについて考えてみましょう。

 WIXOSSというカードゲームの本質はシグニの殴り合いです。
 手札からシグニを出して相手のシグニを倒す。自分のシグニが倒され、倒されたシグニはエナゾーンへ行く……。
 ここでちょっと考えてみてください。

 今の説明で、枚数アドバンテージは生み出されたでしょうか?

 まず、手札からシグニを出すことがトータルで0アドバンテージなのはさきほどのex2)で説明した通りです。
 殴られたシグニはエナゾーンに行く。これは「ボード・アドバンテージ-1」と同時に「エナ・アドバンテージ+1」でトータル0アドバンテージです。

 つまり、正面切っての殴り合いは1アドバンテージも生み出すことがない!
 おまけに、カード効果でアドバンテージを生み出すカードも(少なくとも今のところは)そこまで多くないです。

 この性質は他のトレーディングカードゲーム(以下TCG)ではあまり見られない性質です。
 大体のTCGでは、倒したカードがトラッシュ(墓地)に置かれてアドバンテージが変動します。
 この点が、WIXOSSが他のカードゲームと差を付けている部分と言えるかもしれません。


■枚数アドバンテージを生み出せるカードは強い!■

 さて、アドバンテージを生み出せるカードが少ないということは、逆に言えば一部の「アドバンテージを生み出せるカード」が重宝されるというのはなんとなく分かるでしょうか。
 例えばこんな感じです。

ex4)《原槍 エナジェ》の起動効果で2コスト払って、相手のシグニ3体を攻撃。全てトラッシュに置いた。


 この例でのアドバンテージを計算してみましょう。
 まず起動のための2コストでエナ・アドバンテージが-2。相手のシグニ3体がエナへ行かずトラッシュに置かれるため、相手のディス・アドバンテージが3。
 2コスト払うことで相手に3枚分の損をさせる。結果として自分が1アドバンテージを得ていることが分かります。

ex5)《幻水 シャークランス》の起動効果で《幻水 シャークランス》をダウンさせ、カードを1枚ドロー。


 この例は説明するまでもないでしょう。
 攻撃権を一回放棄する代わりに、どこにもディス・アドバンテージを生み出さずにハンド・アドバンテージを+1しています。

 こんな風に自分でアドバンテージを取生み出せるカードは、ほぼ例外なく強力です。
 WIXOSSの対戦は、枚数アドバンテージを意識しながら勝ちへ繋げていくのが基本的な戦略になります。

 ちなみに、実際にエナジェはタマ(特に暁タマ)で4枚必須と言われるレベルのフィニッシャー(試合を決着に持っていくカード)、シャークランスはピルルクΩのメインの動きとなるカードです。(1弾現在)


(つづく)
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